「蓮矢せんぱーい、結人先輩が怒ってますよー…って、あれ?」
邪魔すんなよ、バカ颯太
轟は颯太を見つめて
目を大きく見張る。
「あ、あの、えっと…工藤蓮矢先輩見てないですか?」
「…見てない」
怒ったような声で
小さく言うと立ち上がり屋上を出て行く
「ちょっと…!…何だったんだ?
てか、蓮矢先輩どこすかー?」
「ちっ、バカ颯太」
「あっ、そんなとこにいたんすか。早く戻って下さい。結人先輩が怒ってるんすよ!」
「うっせーな」
「えっ!ちょっと蓮矢先輩待って下さいよ!」
俺は颯太を置いて
轟を追いかけた。

