「ハル先輩の曲って朱莉先輩への気持ちとかなんすか⁉」
ちょっと調子に乗ってきいてみる。
ハル先輩が照れたりしたら
おもしろいなー…
「ん…まぁ基本。」
しれっと返されて
少し悔しい…
「基本ってことは違うのもあるんすか⁉」
「ん、朱莉と付き合うまでラブソングとか書いたことなかったから」
「いつから付き合ってるんすか?」
「高1の終わりくらい」
「え⁉めっちゃ最近じゃないすか!」
「うん」
付き合ってからまだ二、三ヶ月ってこと⁉
にしては
めっちゃラブラブ…
そんな俺の気持ちを察したのか
「入学式から好きだったんだ。席も隣でずっと仲良くて。」
「だからあんなに自然にいちゃいちゃできるんすね…てっきり、ずっと付き合ってるのかと思いました」
「お前ハッキリ言う奴だな」
また笑い出すハル先輩
なんでだ?
「面と向かって“いちゃいちゃ”とか言われたらさすがに恥ずいだろ」
「あっ!違くて!…すいません」
「いいよ、別に。そう見えたなら良いことだし」
お…大人

