「…は?」
思わず大声を出してしまった。
「や、やっぱりいい!取り消す!だから怒んないでー!嫌いにならないでー!」
「は?だめ。」
同じ布団に入って
騒ぐ朱莉を包むように抱きしめる。
それでも黙らないから
顔をぎゅっと俺の胸に押さえつけた。
「こんなんわがままじゃないし。」
「へ…?」
俺の方を見ようとする朱莉の頭を
ぐっと押さえつけて続ける。
「俺だってこうしたかったってこと。」
抱きしめた朱莉の身体がじわじわと
熱くなってくる。
朱莉の温もりが気持ちよくて
甘いにおいに包まれながら
俺は目を閉じた。

