朱莉の唇の周りを そっと親指で拭ってやると 俺の胸に体を預けてきた。 ちょっとやりすぎたかな… 「朱莉、大丈夫か?」 「…はぁ…うん… 晴樹こそ、風邪うつっちゃったらごめんね…」 乱れた呼吸で 俺の心配をする。 「大丈夫。朱莉の風邪なら貰ってやる」 笑って答えると 「そしたら、うちがお見舞いに行くね!」 ぶっ… 張り切る朱莉に 思わず笑いがこみあげる