忘れない、守りたい


「初めまして。青龍の転生さん。」



目がくりくりの男の子が私に向かって言った。



「貴方は、玄武?」




白い肌に深い、緑の目の色が際立つ。



「うん!よろしくね!」



笑った顔は幼さを残すけど、瞳の濃い緑からは強い能力を感じる。



普通、自分の魔力は相手に威圧感を与えるため潜めるのが常識なのだ。



この子はそれを無視しているかのように魔力を匂わせてくる…



転生したばかりだから近くに居られるとちょっときつい。





「あ、ごめんね?ぼくまだ制御がなかなか出来なくて…」



「いえ、すみません。私も先ほど転生したばかりでまだ本調子でなくて」



顔をしかめてしまった。