暖かい


暖かい光


光が身体を包みやがて言葉を発する。


「我よ、我の転生する者よ、、」


暖かい包み込めるような男の声が響く。


光の中に碧く澄み渡る光が両手に収まる。


「貴方は…?」


「我は、そなたなり、」


「貴方は私…?」


「いかにも。我はそなた。我はそなたに頼みがある。」


「私に頼み…?」


「そなたは我の生まれ変わり…そなたに託さなくてはならない困難が山ほどあるのだ…」


「困難…?」


「もう、時間があまりない…頼む。撫子を…巫女をそのたの力で守ってほしい…そして笑えと…し…に」


その言葉を最後に突然光が強く強く強く輝く。