忘れない、守りたい


「あとさっきの朱雀の態度、ごめんね?」


大きな瞳がしゅんと下がってしまった。


「いえ、大丈夫です。きっと蒼士との思い出だってあると思いますし…」



蒼士。わたしの一つ前の転生神で彼は今までの青龍神の中で1番永く務めを果たしている。


きっとそんな蒼士と関わった者たちはたくさんいると思っていた。



「蒼士とね朱雀は仲が悪かったんだぁ」



「…そうなの?」



てっきりとても仲が良かったのかと思っていた。




「いつも顔合わせると睨み合ってたし、なるべく会わないようにお互い気をつけてたよ。」



玄武は笑いながら言った。



「でもね、



お互い信頼はしてたみたいだね。」