遅いな…



浩司…



時計を見るとすでに一時間が経過していた…
帰ろうか…



楽しみにしてたのに…


浩司の馬鹿っ!



遅れるなら連絡くれたっていいじゃん…

私はぶつぶつ言いながら、駅へ戻る…



帰りの切符を買おうとした時だった…




♪~♪~♪~



私の携帯の着信が鳴る…



浩司?!



私は慌て電話を取った。



『もしもし?浩司?!』



『………』



『……えっ……お姉ちゃんが交通事故に…?』






それは母からの電話で…



私は、お姉ちゃんが事故に合ったと聞かされても…



実感が沸かなくて…




呆然としていた…




嘘でしょ…





嘘だよね…