『浩ちゃん‥私ね‥このままじゃ幸せになれない‥ だからもう…いいの‥‥』 もう… いいよ… 十分だよ… 浩ちゃん… だから… 『……さよなら‥‥。』 貴方に一番言いたくなかった言葉を… 私は最後に貴方へプレゼントをする‥ 私で最後の搭乗者となった。 扉が閉められる… 私の目の前で… 浩ちゃんは目を真っ赤にしていた‥ そして… 「……ありがとう…」 最後に貴方の言葉が聞こえた‥。