静かな涙【完】

もう、私の心はボロボロだったのかもしれない。



浩司を思い続ける事に、私の心に『限界』というものが来ていた…。








その後、私は高校へ向かった。



朝の出来事をボンヤリと思い浮かべながら、廊下を歩く。



ふと、楽しげに話す生徒達へ目を向けると、隣の教室の宮崎君が目に入った。




宮崎君は4、5人の男子グループの中で控え目に笑って居た…



そして、私の姿に気付いたのか、私に微笑み掛ける。



私もそれに答えるかの様に、頭をペコリと下げて自分の教室へ入って行った。