そして…



この後…



さらに衝撃的な事を聞かされる…



『あ…あのね…相手は…浩司君なのよ…』



お母さんがポロポロと涙を流しながら言った…



『………えっ……』



嘘…



う…嘘だよね…?



お母さん…



冗談きついよ…



こんな時に…



あり得ないでしょ…



絶対にあり得ないでしょ…



『ほ…ほんとなのよっ!浩司君がっ…浩司君が…』



お母さんの悲痛な叫び声…



……



嘘…



なんで浩司が…



お姉ちゃんをこんな目に…?



『う…あぁぁぁ…いやぁぁぁ…』



私は…



耳をふさいで…



崩れ落ちた…



いやぁぁ…



嘘…



嘘だと言って…



嘘だと…