不自然なキミが好き

おかげで頭の上で結んであったのがほどけたけど、あたしは例によって例の如く受け身も取れず…

"ゴチン"

あ〜あ、まただよ…あたしの膝って擦り剥く為にあるっちゃろうか?

「せっかくカワイイ格好しとったとにね…まぁいいか、泣きべそ真奈ちゃんの顔でも見ながらイタズラしてやるか…」

まだ気付いてないソイツは、あたしの肩に手をかけた。