トントントントン…

『おはようございます!爽歌様!』

「おはようございます。
 あの、いつも思うんですけど私に様を付けないでくれませんか?」

「なにをおっしゃいますか!!
 桜咲会長の娘様でございますから!」

「は、はぁ…」

「お母様、今日はお母様が作ったのですか?」

「そうよ、昨日爽歌と約束したものね!」

「やった!お母様の手作り料理が一番好きです!」

「それは良かったわ。さあ、もう時間がないから早く食べちゃいなさい。」

「あ、はい!!
 いただきます!」