って、なんで!?と思って後ろを見たら笑顔で手を振りながらこっちを見てる紫がいた。

あんにゃろ、あいつの仕業か...。
でも、チャンスは今しかない!!

「なに?」
倉田日向が笑顔で言った。

「あ、あのメアドを教えてください!!!」
「あぁ、いいよ」

はや!えぇ!?返事はや!って、そんなことより、ケータイケータイ ....

「あの..赤外線でいいですか?」
「いいよ」

受信中...受信中....
受信しました。

「よし、これで完了。あ、名前は?」
「日向愛未です。」

「まじ?日向って俺と同じ名前じゃん、なんか運命感じるね」ニコッ

と最高の笑顔でそう言われた…



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「って、やばくない!?」

「おー!そりゃやばいね!よかったじゃーん!
結構いいかもよー?」

「いや、それはない。」

「えー?なんで?運命感じるとか最高じゃん!」

「それ、いろんな人に言ってるらしくて...」

「げっ...まじか。」
「さっき、周りにいた女の子達が言ってたもん「それ私にも言ってたじゃーん!笑」って。」