好きよりずっと


「ほんとにー?」

おっ、珍しく紫がしょんぼりしてる
か、可愛い…

「ほんとだって!ほら、ぎゅーってしてあげるからおいでー!」

「うぅ、愛未ー!」

と、愛の抱擁をしていたら、

「日向いるかー?…って何してんだ。」

突如、先生から私を呼ぶ声と冷たい視線が来た。

「愛の確認です。それよりなんですか?」

「あぁ、そうだった、一瞬忘れそうになった」

先生、どんだけ私達の抱擁で驚いたんだ。

「日向、今日日直だろ?だから、そこの教卓にあるノートを俺の机まで持っていってくれ」

「え、先生が今持っていけばいいじゃないですかー!」

「俺はちょっとこれから出張だからさ、それじゃ頼んだぞ!」