朝。

要がいないから、一人で歩く。






トントン。

肩を叩かれて私は振り返った。


「要の彼女さん?」

「はっ、はいぃ…」

そこには昨日見たあの綺麗な瞳。


「一人だよね?一緒に行かない?」

彼は、私に優しく話しかけてくれた。


…。

隣にいるだけで、緊張してきたっ。

視野の縁か輝いている…。



「見ちゃダメっ!」

「えっ?」