ピピッピピピッピピピッ 「ん~?…ぅるさいぃぃ…」 バシッ 「うぇえぇぇぇ!?7時50分!?」 寝坊してもーたぁぁぁぁーー! ダダダダダダッ 「ちょっとぉーー!お母さん?起こしてよ!」 「あー、ごめんごめん、一回起こしても起きないからー」 「いってきまーす!」 「いってらっしゃーい!」 私は急いで家をでた。 金曜日、午前八時 いつもの道を私、妃 凛音は走っていった。