あの日 

愛実がきた。 毎日 毎日 早くから遅くまできてくれたが

今日の 愛実は なんか 違う。

「いらっしゃ いぃ…。」

「今日はどう?」

「別に…。生きる気力ないよ…。」

涙が溢れた。 もう、無理。どうすれば。 という心がいっきに割れた。

「大丈夫。私がいる。」

愛実の目が決意を決めた強い目にみえた。

「私 昨日 考えだの。 美優のこと 前いったよね? 大親友は美優だけって
 私さ 美優がいくら生きる気力ないっていっても 私は生きてって伝える!」

「ねぇ、10の意味ってしってる?」