~8月~
涼に恋してようやく半年たったころ
やっと告白することにした。
涼には放課後に教室に来てもらうように
頼んでて。ついに告白する時がきちゃった。
「涼。急に呼び出してごめんね。」
『全然いーよ。てか話って何??』
「うん。」
「あのね。去年の文化祭からずっと
涼だけ見てきたの…。
私、涼のこと好き!!
付き合ってくれないかな?!」
『……。』
『ごめん。俺好きな人いるんだ。』
「そっか。ごめんね。」
『いや。俺こそごめん。』
「ううん。気持ちしれただけで嬉しいよ。」
『これからも友達としてよろしくな。』
涼は教室から帰っていったあと
私は一人で泣きまくった。
帰り道がなんだか遠く感じた。
