【短編】初恋は咲き乱れる花火とともに



「え、谷崎、セブンのファンじゃなかったの!?」

「うん。存在は知ってたけど曲とか全然。

でも、聞き始めたらほんとにハマって。今ではめっちゃ好きになったけどね。」

私はなんだか、おかしくなって笑ってしまった。

「なんだ~。そうだったんだ~!」

「俺、馬鹿でしょ?」

「うん。馬鹿。」

私と谷崎はお互いに見て笑う。気づけばさっきのドキドキは収まって、心がほっこりしていた。

あぁ、好きだな。
谷崎の隣のこの落ち着いた雰囲気。
この柔らかな気持ち。