『ん...?』
目を開けると誰も居なくなっていた
いつのまにか寝ていたらしい
『ふぁ、あああ』
寝起きのせいかまだ少し眠い
『姉さん?』
木の反対側を覗いてみると姉さんの姿はなかった
本だけが残っていた
『先に屋敷に帰ったのか?だったら一言ぐらい言えばいいのに』
姉さんが置いていった本を集め、屋敷に帰ろうとすると、屋敷から見知らぬ"人間"が出てきた
客人か...?
そう思いちかずいていくと、驚いた
『うさぎ!?』
そう、その"人間"には普通ないはずの
うさぎの耳
と、
うさぎの尻尾
があった
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