溺愛レッテル

「これ以上何を聞けって?」

「いいか?これは単なる計画なんだって」

嶺に掴まれた腕が、いくら動かしても離れない。

「君は学年の中じゃトップクラスに美人なんだから、ただでさえハードルが高いんだ」

「そ、れで!?」