余命5年と言われて(膠原病)


私は2時間、母とずっと話していた。
母は普通だったし、まだ朝の薬の件で私に愚痴もこぼしていた。


何もかも病院のせいにしたいわけではないが、何か起きたときには先に謝るのが普通ではないか。


それなのに医者は、輸血すればいいなどと言ったのだ。
その言葉が許せなかった。


輸血なんかさせるわけにはいかない。
母も絶対に拒否すると思う。


輸血の怖さ。
それは母が妹を出産したときの頃に遡る……。