余命5年と言われて(膠原病)


母親はもうそのときには、プレドニン(ステロイド)を飲みはじめていたのだ。


プレドニン30mg。
この量は膠原病の病気にしては少ない方だ。
それでもかなりの副作用がある。


母親は私には文句を言うが他人にはあまり言わない人なのだ。
たぶんプレドニンのせいで興奮状態がひどくなり、イライラも激しくなっている。
そして食欲も倍増するのだ。


取り合えず母親は手術室へ。
私は病室で待つ。