二人が帰ったあと
美由は黙り込んだ頬を赤く染めて
しばらくして美由が僕の真正面にきた
僕の心臓がドクドク言ってるのが分かる
顔も火が出そうなくらい熱い
「淳君」美由が抱き着いて来たいきなりで驚いた
「ゴメンね………でも淳君の事好きだから」
僕も美由の事が好きだった
「ありがとう……」

美由が離れた
「じゃあそろそろ帰るから」
美由は玄関まで見送ってくれた
僕はバイバイって言って帰って行った

その頃拓真と優希は………
「美由上手くやってるかな……」かなり深刻な顔をしていた
「竹下って淳の事好きなんだ?」拓真が聞いた
「知らなかったの?」
「うん」
「ふ~ん」
「淳も竹下好きだったはずだぞ」
「マジで」
「うん」
「案外あの二人今頃付き合ってたりして」
「有り得るかも」
「じゃあウチらも付き合う?」
「えっ……」
「冗談だよ」
そう言ってるうちに家に着いた
二人の家は隣りどうし