次の総合の時間は自習。
一応課題は渡されるけど、先生が来ないからみんな好きなことをする。
女子は彩子ちゃんから美容法を聞く時間になるだろうな。
美容に全く興味がなかったのに、先週話を聞いてから興味を持ち出した。
最近は家で、髪のアレンジ練習をすることにハマっている。
【えっ、待って。咲ちゃん】
「ん?」
最近は彩子ちゃんと話すことに慣れてきた。
ちょくちょく話しかけてくれるから嬉しい。
【これって輪ゴム?】
あたしが結んでいるゴムが気になったらしい。
「そうだよ」
【えぇっっっ!?】
「彩子ちゃん声大きいから!」
【だって!!!!!!】
「結ぶゴムがなかったから輪ゴムにしたの」
【ふざけてる…?】
「ふざけてないよ!!絡まると痛いけど…」
彩子ちゃんはお腹を抱えながら爆笑し始めた。
しまいには教室の床に座り込んで、必死に呼吸を整えようとしている。
【黙ってっ・・・お願い・・・だから・・・しーっ!!】
何も話してないのに…(笑)
確かに、輪ゴムは変なのかも知れないなぁ…。
【…ふぅ・・・・。あげるから!ゴム!】
「えっ!いいよいいよ!彩子ちゃんの大切なゴム」
【別にそんなに大切じゃないから~!もうホント笑いすぎて苦しい・・・】
ゲラゲラ笑いながら可愛いポーチを持って来て、あたしの髪をいじり出した。
人に髪をいじられることって好き♪
【可愛くするね!】
「うん!楽しみ…」
チャイムと同時に結び終わった髪。
手で触ってみると、髪が!!すごい!!
【ほら、こんな感じ】
彩子ちゃんが携帯であたしの髪を撮って見せてくれた。
「めっちゃかわいい!!!!!ありがとう!!」
【んね!似合うよ!】
「ほんと?ありがとっ♪」
【ゴムはダイソーで買えるから買いなよ?】
「あ、分かった!!」
わぁ…本当におしゃれ・・・。
髪型アレンジしただけで気分こんなに上がるなんて。
女の子っていいな♪こんな気持ち男子には味わえないんだから!
チラッと彩子ちゃんを見ると、さっきまであたしが結んでいた輪ゴムをゴミ箱に捨てた(笑)
「それにしても気分上がるな~♪」
【ねぇ夏休み映画見に行かない?】
あずきが後ろを振り向いて携帯を見せてきた。
「これ、見たいと思ってた!!」
【でしょ?行こうね!】
「うん!」
恋愛もののお話はドラマだって小説だって映画だって大好き。
やっぱり現実は、作られる素敵なお話とは違うじゃん?
だからこそ、いいのかも。
あたしは、誰かを好きになることが好き。
その人を思っているとき、心が温かくて優しい気持ちになる。
例えば、お母さんが朝早く起きてお弁当を作ってくれている姿を見ると、ありがとうって心から感謝の気持ちが浮かんでくる。
そうすると、「あぁ…お母さんの娘でよかったな。大好き!親孝行しなきゃ!」って思うの。
一応課題は渡されるけど、先生が来ないからみんな好きなことをする。
女子は彩子ちゃんから美容法を聞く時間になるだろうな。
美容に全く興味がなかったのに、先週話を聞いてから興味を持ち出した。
最近は家で、髪のアレンジ練習をすることにハマっている。
【えっ、待って。咲ちゃん】
「ん?」
最近は彩子ちゃんと話すことに慣れてきた。
ちょくちょく話しかけてくれるから嬉しい。
【これって輪ゴム?】
あたしが結んでいるゴムが気になったらしい。
「そうだよ」
【えぇっっっ!?】
「彩子ちゃん声大きいから!」
【だって!!!!!!】
「結ぶゴムがなかったから輪ゴムにしたの」
【ふざけてる…?】
「ふざけてないよ!!絡まると痛いけど…」
彩子ちゃんはお腹を抱えながら爆笑し始めた。
しまいには教室の床に座り込んで、必死に呼吸を整えようとしている。
【黙ってっ・・・お願い・・・だから・・・しーっ!!】
何も話してないのに…(笑)
確かに、輪ゴムは変なのかも知れないなぁ…。
【…ふぅ・・・・。あげるから!ゴム!】
「えっ!いいよいいよ!彩子ちゃんの大切なゴム」
【別にそんなに大切じゃないから~!もうホント笑いすぎて苦しい・・・】
ゲラゲラ笑いながら可愛いポーチを持って来て、あたしの髪をいじり出した。
人に髪をいじられることって好き♪
【可愛くするね!】
「うん!楽しみ…」
チャイムと同時に結び終わった髪。
手で触ってみると、髪が!!すごい!!
【ほら、こんな感じ】
彩子ちゃんが携帯であたしの髪を撮って見せてくれた。
「めっちゃかわいい!!!!!ありがとう!!」
【んね!似合うよ!】
「ほんと?ありがとっ♪」
【ゴムはダイソーで買えるから買いなよ?】
「あ、分かった!!」
わぁ…本当におしゃれ・・・。
髪型アレンジしただけで気分こんなに上がるなんて。
女の子っていいな♪こんな気持ち男子には味わえないんだから!
チラッと彩子ちゃんを見ると、さっきまであたしが結んでいた輪ゴムをゴミ箱に捨てた(笑)
「それにしても気分上がるな~♪」
【ねぇ夏休み映画見に行かない?】
あずきが後ろを振り向いて携帯を見せてきた。
「これ、見たいと思ってた!!」
【でしょ?行こうね!】
「うん!」
恋愛もののお話はドラマだって小説だって映画だって大好き。
やっぱり現実は、作られる素敵なお話とは違うじゃん?
だからこそ、いいのかも。
あたしは、誰かを好きになることが好き。
その人を思っているとき、心が温かくて優しい気持ちになる。
例えば、お母さんが朝早く起きてお弁当を作ってくれている姿を見ると、ありがとうって心から感謝の気持ちが浮かんでくる。
そうすると、「あぁ…お母さんの娘でよかったな。大好き!親孝行しなきゃ!」って思うの。
