あたしは結局、大好きなアイスが食べたくなって頼んだ。
よっしーはガッツリしたお好み焼きを頼んで、ものすごい勢いで食べ始めた。
もっとよく噛んで味わって食べたらいいのになぁと、いちいち気になっちゃう(笑)
何故かよっしーと永人くんに席を挟まれるあたし。
だってあずきが照くんから離れないんだもん!
もしかしたら、照くんのことを好きになったのかな?
「ん~!!美味しい~!!」
【それ嫌い!】
あずきは小学生の時からホッピングシャワーが嫌い。
【俺好き】
「永人くん好きなの!?」
【うん】
「え~!苦手って人多いから嬉しい~」
【え、超うまくない?】
「うん!だよねだよね!!食べる?」
【うん。いいの?】
「いいよ!」
永人くんがあたしとの会話で、こんなに自然に笑ってくれたことが久しぶりで感動!(笑)
本当にこのアイスが好きなんだね。
【うん。やっぱりこれだよ】
「うんうん。これだよね」
永人くんと前みたいに普通に話せてる。
なんだかとっても嬉しい。
【俺にもちょうだい】
「・・・」
よっしーがあたしのアイスをじっと見ている。
なんか嫌だ(笑)永人くんはよかったのに何でだろう?
太ってるからかな…(笑)
「こ、これ?」
【うん。俺も大好きなんだよね。これ食べていいから】
そう言われても!!
あなたの食べかけのお好み焼きなんて食べるわけないでしょー!!!!
本当にホッピングシャワーが食べたそう。
もういいや。全部あげよう。
「はい」
【ありがとー!!】
【よかったな!こんなにお前に優しくしてくれる女子なかなかいないぞ!】
照くんが余計なこと言ったからなのか、よっしーの顔が赤くなった。
やめてくれ~。
もし好きになられたりしたら困る…。
【咲ちゃんって優しいよね!去年同じクラスだったからすっごい思った】
「えー…別に優しくないけどな」
待って待って。
あずきの表情がおかしい。
絶対にこれ嫉妬してるでしょ!
照くんがあたしのことを話すと、途端に顔つきが変わる。
【本当にね~咲って性格いいよね~うん~】
あずきが怒りながらも笑っている。
「じゃあ、あずきのことはどう思ったの?」
照くんに話を振ってみた。
【明るくて、元気で、小さくて、健康体で、よく笑ってって感じの印象!
なんか言葉にすると難しいなぁ】
【え~そう??も~。照くんありがとー!】
わぁ…話振ったあたしナイス!!
あずきが超嬉しそうじゃん!!
「なんか二人お似合い~。ねっ?」
永人くんに返事を求めると【うん】ってすぐに乗ってきた。
【ちょっと咲~!やめてって~。照くんに悪いでしょ?】
【俺たちがお似合いなの?】
「うん!だよねっ?」
【うん】
永人くんも納得しているかのように即答。
【あずきちゃんは俺とは合わないよ】
みんながシーンとなった。
この勢いで聞いちゃえ!!
「照くんって彼女いるんだよね?」
【あぁ別れた!】
あっさり答えた照くんの反応に興味津々なあずき。
「どうして別れたの?」
ここまでズバット聞くのはどうかと思うけど、あずきのためにも…。
【うーん…。説明すると長いから省くね。
まぁ。俺が悪かったって感じかな】
【別に照が悪かったわけじゃないじゃん】
永人くんが口を開いた。
【だってさ、照は】
【いやいや。俺も悪かったって】
なんだなんだ?
【俺は、彼女欲しいかなぁ】
よっしーくん。あなたの意見なんて聞いてないから。
いきなり大事なところで入ってこないでよ!!
【お前はまず痩せろよな~】
ほら。照くん話やめちゃったじゃん。
はぁ~。ほんと空気読めない人嫌い。
ていうか、永人くんは知ってるんだね。
何だか知りたくなった。教えてくれないかなぁ。
【まっ。でもお互い別れてよかったと思う!】
すっきりしている照くん。
彼女とは本当に終わったんだね。
「そっか!そう思えるならよかったんだよ!」
映画を見て感動して、一人で泣いた。
去年照くんのことが好きだったことを思い出した。
照くんの性格に憧れていた。
そんな人と両想いになれたらどんなに幸せだっただろう?
お互いがお互いを心から思いあえることが、どんなに奇跡的で幸せなことなのかがよく身に染みた映画だった。
いつかあたしもあんな恋愛がしたいなぁぁぁぁ。
よっしーはガッツリしたお好み焼きを頼んで、ものすごい勢いで食べ始めた。
もっとよく噛んで味わって食べたらいいのになぁと、いちいち気になっちゃう(笑)
何故かよっしーと永人くんに席を挟まれるあたし。
だってあずきが照くんから離れないんだもん!
もしかしたら、照くんのことを好きになったのかな?
「ん~!!美味しい~!!」
【それ嫌い!】
あずきは小学生の時からホッピングシャワーが嫌い。
【俺好き】
「永人くん好きなの!?」
【うん】
「え~!苦手って人多いから嬉しい~」
【え、超うまくない?】
「うん!だよねだよね!!食べる?」
【うん。いいの?】
「いいよ!」
永人くんがあたしとの会話で、こんなに自然に笑ってくれたことが久しぶりで感動!(笑)
本当にこのアイスが好きなんだね。
【うん。やっぱりこれだよ】
「うんうん。これだよね」
永人くんと前みたいに普通に話せてる。
なんだかとっても嬉しい。
【俺にもちょうだい】
「・・・」
よっしーがあたしのアイスをじっと見ている。
なんか嫌だ(笑)永人くんはよかったのに何でだろう?
太ってるからかな…(笑)
「こ、これ?」
【うん。俺も大好きなんだよね。これ食べていいから】
そう言われても!!
あなたの食べかけのお好み焼きなんて食べるわけないでしょー!!!!
本当にホッピングシャワーが食べたそう。
もういいや。全部あげよう。
「はい」
【ありがとー!!】
【よかったな!こんなにお前に優しくしてくれる女子なかなかいないぞ!】
照くんが余計なこと言ったからなのか、よっしーの顔が赤くなった。
やめてくれ~。
もし好きになられたりしたら困る…。
【咲ちゃんって優しいよね!去年同じクラスだったからすっごい思った】
「えー…別に優しくないけどな」
待って待って。
あずきの表情がおかしい。
絶対にこれ嫉妬してるでしょ!
照くんがあたしのことを話すと、途端に顔つきが変わる。
【本当にね~咲って性格いいよね~うん~】
あずきが怒りながらも笑っている。
「じゃあ、あずきのことはどう思ったの?」
照くんに話を振ってみた。
【明るくて、元気で、小さくて、健康体で、よく笑ってって感じの印象!
なんか言葉にすると難しいなぁ】
【え~そう??も~。照くんありがとー!】
わぁ…話振ったあたしナイス!!
あずきが超嬉しそうじゃん!!
「なんか二人お似合い~。ねっ?」
永人くんに返事を求めると【うん】ってすぐに乗ってきた。
【ちょっと咲~!やめてって~。照くんに悪いでしょ?】
【俺たちがお似合いなの?】
「うん!だよねっ?」
【うん】
永人くんも納得しているかのように即答。
【あずきちゃんは俺とは合わないよ】
みんながシーンとなった。
この勢いで聞いちゃえ!!
「照くんって彼女いるんだよね?」
【あぁ別れた!】
あっさり答えた照くんの反応に興味津々なあずき。
「どうして別れたの?」
ここまでズバット聞くのはどうかと思うけど、あずきのためにも…。
【うーん…。説明すると長いから省くね。
まぁ。俺が悪かったって感じかな】
【別に照が悪かったわけじゃないじゃん】
永人くんが口を開いた。
【だってさ、照は】
【いやいや。俺も悪かったって】
なんだなんだ?
【俺は、彼女欲しいかなぁ】
よっしーくん。あなたの意見なんて聞いてないから。
いきなり大事なところで入ってこないでよ!!
【お前はまず痩せろよな~】
ほら。照くん話やめちゃったじゃん。
はぁ~。ほんと空気読めない人嫌い。
ていうか、永人くんは知ってるんだね。
何だか知りたくなった。教えてくれないかなぁ。
【まっ。でもお互い別れてよかったと思う!】
すっきりしている照くん。
彼女とは本当に終わったんだね。
「そっか!そう思えるならよかったんだよ!」
映画を見て感動して、一人で泣いた。
去年照くんのことが好きだったことを思い出した。
照くんの性格に憧れていた。
そんな人と両想いになれたらどんなに幸せだっただろう?
お互いがお互いを心から思いあえることが、どんなに奇跡的で幸せなことなのかがよく身に染みた映画だった。
いつかあたしもあんな恋愛がしたいなぁぁぁぁ。
