〜3時間後〜


「やばい!私 可愛くない!?

これ誰よ!」


「石牧亜衣さんでーす」


久しぶりにちゃんと自分の顔をみた

横に分けられた前髪

長く伸びた髪は肩くらいにして

内巻きカール

肌は思ってたより白くて



「私、意外と顔整ってない?(笑)」


「だから前から言ってんじゃん

石牧は可愛いって」


ほほぉ…私可愛かったのか!


と思って田宮を見たら


「負けた…」


「は?」


「私、田宮には負けた」


「何が?」


「可愛さ」


「おぉーそーかそーかー」


とても冷たい下げずんだ目で見てくる


「俺が金かけてここまで可愛くしてやったのに

俺のが可愛いだぁ?

あり得んてぃんうすだろ!」


「はっ!

す…すみません!師匠!」