春。
優香は3年生に進級していた。
とうとううちも上級生かぁー...
クラス替えをし、新しい仲間を見ながらも新しい彼氏を探していた。
優香はクラスで人気者だか、決して全員に好かれているわけではない。
女子にだって沢山敵として見られている。
そのなかでも入学したときからの親友、
「富岡 千春 (とみおか ちはる)」
がいた。
だが、3年でクラスが離れてしまっていた。
千春はいつも優香に見えないところでほかの女子に話しかけて優香と話してみてくださいなど女友達の少ない優香に友達を作らせようとしてくれていたのだ。
少し寂しい気もするがそのことを思い出してたまには自分から友達をつくろうと思っていたのだ。
さぁーて、「話しやすそうな友達友達…」
「ん、?」
優香の目が女子から外れた。