6時間目。
さっきまで晴れてた空はどんより澄んでた。
今日は午後から大雨・・・だっけ・・・。
「・・・傘・・・忘れちゃった・・・。」
拓真くんに聞こえたか・・・聞こえてない・・・よね。
ってくらいの音量でそう呟いた。
気が付けばぽつぽつとグラウンドの土の色が濃くなっていくのが分かる。
・・・ふったなぁ・・・。
教室は至って静かで、聞こえるのは黒板にチョークを当てる音。
この授業中、拓真くんが消しゴムを貸してと言う事はなかった。
私は、そんな事にも気付かず・・・
今日の帰りについて考えていた。
さっきまで晴れてた空はどんより澄んでた。
今日は午後から大雨・・・だっけ・・・。
「・・・傘・・・忘れちゃった・・・。」
拓真くんに聞こえたか・・・聞こえてない・・・よね。
ってくらいの音量でそう呟いた。
気が付けばぽつぽつとグラウンドの土の色が濃くなっていくのが分かる。
・・・ふったなぁ・・・。
教室は至って静かで、聞こえるのは黒板にチョークを当てる音。
この授業中、拓真くんが消しゴムを貸してと言う事はなかった。
私は、そんな事にも気付かず・・・
今日の帰りについて考えていた。