お昼休み。


今日は気分転換に日差しのあたる場所で。


「わぁぁ!気持ちいいね!」


私は体を伸ばしながら茉耶ちゃんに言う。


「そうだね、ここなら・・・色々話せるし・・・」


満天に広がる雲ひとつない青い空。


その空を見つめながら、茉耶ちゃんは呟いた。


「・・・色々?」


「そっ!例えば恋バナとかさ!」


今日は茉耶ちゃんの表情が明るい。


茉耶ちゃんはじりじりと迫ってくる。


「ま・・・茉耶ちゃん?」


「美砂ってさ・・・青原好きでしょ?」


にやにやしながら、茉耶ちゃんはそう聞いた。