〝特別〟


少しでも、そう扱われてたら・・・嬉しい。


けど、その可能性はほぼ0%に等しい。


私が思う特別って・・・一人に一つ。


何個も必要ないの。


その一つの特別だけで、大きな力になるから。


だからね、拓真くん。


私は優斗くんの特別じゃないんだよ・・・。


そう言ってくれて嬉しかった。


けど、私は・・・どんなに頑張っても・・・頑張っても・・・


私は優斗くんの友達になれないの。