オレンジ色の空.

「・・・ま、待って・・・・」


私は顔を横に向け、優斗くんを軽く押す。


押した後、よろついたけどすぐ体勢を戻す優斗くん。


「なんで・・・こんな事・・・」


私は顔を真っ赤にしながらそう聞く。


けど、優斗くんはずっと下を向いたまま。


「・・・・俺は・・・」


優斗くんが何かを躊躇してる・・・?


私にはそう見えた。


「・・・はは、だよな・・・」


いきなり訳の分からない発言をした。


「普通じゃないよな・・・こんなの・・・」


そう言うと、優斗くんはこちらにゆっくりと来る。


不思議と、その時の私に抵抗感はなかった。


それから、私の頬に手を当て・・・


「・・・ごめんな・・・」


と、ただ一言そう言った。


その時の優斗くんの顔は、笑っていたのに・・・


私には泣いてるようにしか見えなかった。