オレンジ色の空.

「あ、ありがと・・・もう大丈夫!」


私はパッと私の顔から指を離す。


「ありがと・・・なんか、スッキリしたよ・・・」


笑顔でそう言うと、


優斗くんの表情が怒ってるように見えた。


「・・・・え・・・?」


「美砂さぁ・・・俺の事嫌いなの?」


少し拗ねた表情で、私にそう聞く。


私はなにも言わず、ただ首を振る。


「じゃあ、離さないでよ・・・」


と、私の耳元で囁く。


そのせいで、私は耳まで真っ赤だ。