何もかもが普通の人生。


ドラマやアニメの様に上手くはいかない人生。


そんな人生で覚えるものは退屈、楽さ。


いいものも得られなければ悪いものも得ることはない。


なんの事件も波乱もなく、


ただ楽に生きる事ができればいいのかな・・・。


って思う。


けど、そんな私の人生は14歳の時に蓋をした。


これはある日の昼休み。


友達と窓を眺めながら過ごす昼休み。


グラウンドでサッカーボールを蹴る男子達。


その男子の中で、一際輝いたように見える人がいた。


「あの人・・・・」


一生懸命彼を目で追う。


そんなことしてるうちに惹かれていって・・・


気が付けば、私は彼方に恋してた。