オレンジ色の空.

茉耶ちゃんと話してると・・・


「おはよう」


と言う、優しい声がした。


私の体が硬直する。


今は・・・なるべく顔を見たくない・・・。


声も聞きたくない・・・。


私は彼が自分の席に着く前に机をさっと離した。


そして・・・・、


「おはよ」


と、たぶん私たちに言った。


「・・・おはよ」


私は頑張って笑顔をつくって返す。


けど、茉耶ちゃんは挨拶を返さず、ただ拓真くんを睨む。