「コーヒー飲む?」


彼は白いコップをテーブルに置いた。


コップからは湯気が出てる。


「・・・ありがとうございます・・・」


私はコップを手に取る。


そして一口・・・。


「・・・・っ熱っ!」


私は目をぎゅっと瞑った。


「・・・はいあく・・・」


舌を出しながらそう言う。


それから、気を取り直してもう一口。


「・・・・・・っ!」


甘い!砂糖の入れ加減も苦味も絶妙!


「・・・これ好きっ!」


私は思わずそう叫んでしまった。


そんな私をみて彼は・・・・クスクスと笑う。