「・・・家までどのくらい?」


「えと・・・10分位・・・」


私がそう言うと、急に私を持ち上げる。


「・・・!?」


・・・え?・・・・は?


私はパニックになった。


「・・・な、なにを・・・?」


私は慌ててそう発する。


「俺んちの方が近いから、俺んちきなよ。」


彼は、そう言った。


「・・・・は?」


何をいってるのこの人は・・・。


抵抗しようにも、体がふにゃふにゃで動かない。


私は、されるがままに彼の家に連れてかれた。