――― 亮平と会わないようにして、あっという間に放課後になった。 もちろん昼休みも屋上へ行かなかった。 夕夜から心配のメールがきたけど何も返せなかった。 ぼーっとすれば頭に浮かぶのは亮平のこと。 泣きそうになりながら1日を過ごした。