電話を切って、10分。




『杏里沙〜!流愛〜!』



輝がバイクでやってきた。




杏里沙は立ち上がって、輝に抱きついた。




『輝っ!待ってたよ!』




そんな杏里沙は本当に可愛くて、あたしが惚れそうになった。