そんな事を思ってるうちに…

木戸が私の前を通った。

『あ…。』

あーあ。

今日も話しかけれなかった。

お弁当を食べてから…私達は…

何も変わらなかった。

“クラスメイト”

ずっとそのまま。

いや、それ以下かもしれない。

眼中に入ってるか。

それも分からない。

木戸も、話しかけて来ないし。

私も、話しかけられないから、

こんな関係のままなんだろう。

原因は、分かってるんだ…。