「あぁーうまかった!!」

そう叫ぶが、外だから、声が小さく聞こえる。

『そう…ですね…』

やっぱ、この人のテンションにはついてけれない。

今、こうやって弁当を食べて改めて思う。

世界が違うんだ。

それに、木戸は眩しいくらいに光っている。

何もかもトップで、人気者だから、キラキラと光る太陽みたいだ。

皆を笑顔にでき、勉強も運動も顔もピカイチな木戸が羨ましいよ…。