キラキラの太陽

分からない、分からない、何、何、何…。

何て言った?

目の前の人って、目の前の人って…。



『__…え!?え、え、え…。』

やっと理解した私は、“私?”とは聞かずにただただ驚くばかりだった。

それに対して、木戸はコクコクと何度も頷いていた。

もう、ヤケになったみたいに。

『ちょっ、えっ、え…「好きです…付き合ってください」

酒を飲んだかのような赤い顔を直視することなんて、できなかった。

突然すぎる…。

告白なんてされたこともしたこともないから、驚くことしかできない。

好きなんて、分からない。

恋なんて、知らない。

そんな私が木戸の彼女になる資格なんて…ない。



だから…。



『ごめん…。』




ふるしかなかった。







ごめん、木戸。