キラキラの太陽

「あーえっと…同クラで…。気遣いが出来る優しい人で…。」

『…うん。』

使い終わったタオルを置いて、聞く。

適当に聞いとけばいいか、と考える。

「それで…自分より人の事を考えてて…いつも皆の事を考えてて…」

その人、いい人だな。

自分と全然違うなぁ…。

さすが、木戸の好きな人。

「可愛くて…」

木戸は、その言葉を言った瞬間顔が真っ赤になった。

本当に好きなんだ、と思ったし…

もしかしてだけど、高城さんかも?

そんな予想もつけていた。