こちら純情恋愛学部♪




ー朝ー



「じゃあ、掲示板見に行くぞ。」


私は後ろを振り向いて一ノ宮に言った。

「おう。」


掲示板に行くと、悲しみの叫びと、喜びの叫び、声援、友達と盛り上がってたりする会話が聞こえた。




今日もザワザワしてるなぁ…


ま、掲示板の季節はいつもこうだしな。


仕方ないか。



「きゃあぁあぁああああ!」


喜びの叫び。きっと、

クラスが一緒~嬉しいねぇ~

とかじゃないの?


「宇宙くぅうううん!!!」


え、宇宙…??


あ、一ノ宮の事か。






「うっざ…」


横にいる一ノ宮は呟いた…。



「一ノ宮?お前、女子嫌いなのか?」


「あぁ…嫌いじゃねぇ。めんどくせぇ」



その割には、中1中2と…あんた、女遊びしてたじゃんか。


私は苦笑いしながら鼻で笑った


「あのさぁ~…俺さぁ~

しばらくコイツと遊ぶから、無理。


そうゆうの。」




こいつ?


誰だよ?


ふと、一ノ宮の指差した方をみる。

…!?



な、なな、な、な?!



なんで私なんだよッ!?!?



「はぁ??」


「えおええええええええええあえええ?!?!」



うるさっ!

よくそんな声を…

「あり得ない…」