「兄貴、説明ヘタだけど…よくわかったよ。さんきゅー」
「説明ヘタはいらねぇ(黒笑」
あぁ…なんか、変わった気がする…俺自身の何かが…。
「俺もうとっくに初恋してるよ?」
「??!!」
よ、陽…!!
陽ノクセニ…
1番恋が遅そうな奴が…この兄弟で1番早かったとは…
「誰だよ?いつだよ?」
兄貴がニヤニヤしながら問いかける。
「…俺が5年の頃…俺がな、友達に勘違いされて…怒鳴ったら…泣かれて…悪者扱いされたら…助けてくれて…。それから好きになった。なんか、名前も知らないし、年上だし…叶いっこねーけど…」
よ、陽が…こんなに喋るとは…
でも本気恋なんだな…
小学生の恋なんだからどんなもんかと思ったけど…本気で初恋だな。
確かに名前も知らない年上の女って、
叶いっこねーのに…
よくやるよな…
「応援するよ。」
「ふっ…宇宙兄が応援しても意味ねーのに…まぁ、よろしく笑」
ば、馬鹿にされた気分…
悔しい…
頑張れよ、陽。

