「ちょっと…馬鹿一ノ宮。
前向いて歩いてくれる?
看板当たるよ、あんた。」
そう男勝りにしゃべって今隣にいるコ
瑠愛。
瑠愛は、前からの幼馴染で
よく叩かれたり蹴られたり…
「わかってるよ。悩み事…。」
絶対いえない(笑)
恋が出来ないとか(笑)
「?な、悩み事?悩み事だと…?!
一ノ宮が…?!
めっずらしぃ…」
な、、
瑠愛…こっちは真剣だし。
「………実は私も、悩み事があるんだ。」
は?
瑠愛が?
「………何があったの。聞くし。」
俺はやさしーく、言ってやった!
いいねぇ、俺。
あ、ナルシじゃあないよ。
「.......................じ、実は」
俺は息を飲み込んだ。
「…あぁもう!言えない!」
「言えよ…」
「ッ…は、恥ずかしいから…
わっ、笑うなよっ?!」
おぉー、出たー、瑠愛の極度のツンデレ。

