「ユウは……好きだよ……でも、ユウが的場祐介って知って……」 もう 止まらなかった… 昨日の衝撃が また 頭によみがえってくる…… 思い出すだけで 悲しい…… だって 昨日 ユウって言う人が消えたから…… 「私…に…も 分からない…… 誰が好きなのか、誰を好きになったのか……」 溢れる涙…… サクラちゃんは ギュッと私を抱き締めてくれた…… まるで 泣いている赤ん坊をあやす母親のように……