「んー。起きるか。」

美月の料理は何回か食べたことあるが意外においしい。
これから毎日食べれるのは嬉しいことだ。

「てかあいつまだ起きてないのかよ。」

美月を起こしに部屋に行ったもののあいつを起こすのは難しいことだ。

「美月ー。起きろよ。」

これじゃあ起きるわけないか。
こうなったら仕方ないな。

美月のベッドに入り耳元で

「美月。」

美月「んー。うわ、どうして私のベッドに居るのよ。」

「おはよ。だって美月何回呼んでも起きないからさぁ」

美月「だからって別にベッドに入って来ないでよ。」

「早くしないと遅刻するよ。」

美月「え?今何時?」

「7時」

美月「えー。もっと早く起こしに来てよ。」

「だったら自分で起きたらいいだろ。」

美月「まぁそうなんだけどさ…。っていうか早く離して。」

「離して欲しい?」

美月「当り前でしょ。」

「じゃあ、おはようのキスして。」

美月「ば、バカじゃないの。いいから離して」

「やだね。キスしてくれるまで離さないよ」

美月「あー、もうわかった(チュッ」

「そんなので俺が満足すると思う?」

美月「ちょっ…」

「ごちそうさま。」

そう言って俺は美月の部屋を出た。

美月はどう思ってるか知らないが俺は中学の時から美月のことが好きだ。
この気持ち伝えたいが幼馴染という関係が崩れて今までみたいにふざけあったりできなくなるんじゃないかと思うとなかなか言えねぇんだ。
でもあいつと同じ高校選んだからには近いうちに言えたらいいよな…。