んー…
勉強飽きた。

みんな
寝たりノート書いたり
ぼーっとしたりの
繰り返し。
そんな
光景みるのちょっとすき。


隣の席の
真琴が
珍解答して
笑いをとっていた。


あほじゃん。
私はほお杖をした。


退屈…。

たまにつぶやくと
智美がいうんだ。

部活やらないかって。


マネージャーか…
やってみようかな。


夏希は
なんで私を誘ったのか
わからないけど

少しだけ
やる気でた。

そういえば
真琴って
野球部だったような



「おーい、美優さん」

静かな声で
名前呼ばれた。
………だれ?

振り返ると
真琴が
ういんくしながら
私に話し掛ける。


「夏希から聞いたよ!マネージャーやるの?」


「まだ決まってはないけど…やらないかって」

「ふうん…あいつ明日からいないんだよね」


「なんで?」

「……修行?ってやつかな」


修行?

キョトンとしている私を
じーっとみつめる真琴。


「な、なに?」

「……夏希いなくても、マネージャーにはいってね♪」

そういってウインクしてきた。
か、軽い…。
でも
なんかいいかも。


退屈な
毎日抜けれそう。


けど
やっぱり
頭からは
離れない…

あのときの
思い出が。